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1198話

「私、豚じゃないんだからね」妻は私の近づく唇を避けた。

「豚のように可愛がってやるよ」私は顔を向け直して襲いかかる。

「豚はあなたの方よ」妻は私の顔を押さえつけ、私がその手をどかすと、また遮りながら尋ねた「本当に何もしてないの?」

「本当にしてないって」私は少し困り果てた表情を見せる。体中にこれだけ隙があるのに、全部守り切れるわけがない。睡眠着の中に手を滑り込ませながら「手を放して、今すぐ潔白を証明してあげるよ」

「証明できなかったら、どうやって懲らしめてやるか見てなさいよ」妻は案の定、私を遮っていた手を放した。

真っ赤な小さな唇を噛み、小さな舌を思うままに弄び、甘い蜜を吸い取る。睡眠着の中で...