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114話

彼女の行動は、まるで私に通行証や特権カードを与えるようなもので、私がより容易く出入りできるようにしてくれた。その見返りとして、私はより一層力強く突き進み、永遠に屹立する城壁を崩壊させんばかりの勢いだった。

私は地面にしっかりと立ち、体全体で力を込められるようになり、一度の衝撃で城壁全体が震えるほどだった。彼女は小さな口を大きく開け、激しく息を切らし、喘ぎ、両手を頭上に伸ばして髪をかき回し、布団を揉みしだき、時折我を忘れて胸の前で躍動する悪魔を揉みしだいた。

城壁を支える基盤が揺れ始め、ベッドの脚が床を擦り、衝撃のリズムに合わせて音を奏でる。

私は高みから見下ろし、彼女の表情の一つ一つをは...