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1123話

立ち上がり、私の全身を燃え上がらせる。欲望の炎に包まれた私。

彼女は私の目に宿る熱情と炎を見たのか、顔を赤らめながらも、その大胆な表情は消えるどころか、むしろ刺激されたように、切なげに誘ってくる。私は一瞬の考えもなく、躊躇いもなく、後ろに体を反らし、支えながら内側へと押し進めた。

だが、次に起こったことは私を驚かせると同時に喜ばせた。通常なら容易に滑り込めるはずが、今は大きな障壁にぶつかる。高い圧力の下、足が思わず締まり、内部がさらに閉ざされる。やっとのことで押さえつけ、強引に突入した。激しく突き進むのではなく、ただ一度滑り込んだだけで、電撃のような感覚が全身を貫いた。

彼女は歯を食いしば...