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1119話

「霍立翔を見て、彼のために嬉しく思いながら言った。「何年も埋もれていたのに、ようやく日の目を見たんだから、喜ぶべきだよ」

「いいよ、もういいって。もう十分だよ」霍立翔は照れくさそうに言い訳した。

「そんなわけないだろう。ほら、ほら、課長、お茶でお酒の代わりに、正式に一杯」私はお茶を持ち上げて言った。

梁玉珍も嬉しそうで、傍らで見ていたが、口を挟まなかった。妻は目をくるくると動かし、あの小さな頭の中で何を考えているのか分からない。

お茶を一杯飲み終えると、私は梁玉珍を見て尋ねた。「この件で、私に何か手伝えることある？」

「あなた、旅行会社を経営してるでしょう？彼をあなたの会社の名誉職と...