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817話

「よかった、玲玲、頼りにしているよ」と呉二虎は興奮した様子で笑った。

三人はしばらく話した後、時間も遅くなったので、陳省長は陳ママに二人の寝る準備をするよう指示し、自身も部屋に休みに行った。

呉二虎と張玲が洗面所で身支度をしている時、陳ママがいないのを確認すると、彼はトイレを見回し、インド神油などの情事用品が片付けられていることに気づいた。ゴミ箱の上にも新しく乾いたティッシュが被せられていた。

「義弟さん、何を探してるの?」張玲は呉二虎の目線がゴミ箱を探るように動くのを見て、不思議そうに尋ねた。

「玲玲、これは秘密だよ、教えないよ」呉二虎は意地悪く笑った。

「だめ、絶対教えなさいよ。...