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721話

「玉玲、もうやめろ。お前が俺についてくるのは無理だ。幸せにもなれない。俺には女が多すぎる。お前に愛を注ぐ余裕なんてないんだ、わかるか?」と呉二虎は言った。

「わかってる」と楊玉玲は唇を尖らせて答えた。

「わかってるのになぜそんなことを言う?そういえば、この前の性病は完全に治ったのか?」と呉二虎は心配そうに尋ねた。

「治ったわ、完全に。義兄はこの前また私を抱こうとしたけど、もう二度と許すつもりはないの。今じゃ彼を見るだけで吐き気がする。私と姉さんを台無しにしたのよ、憎いわ」と楊玉玲は言った。

「もういいだろう、そんなに時間が経ったんだ。どうせお前も彼と何年か過ごしたんだ。青春は一度去った...