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43話

「だから、呉二虎は道中ずっと秀姑の体に触れて楽しんでいたけど、秀姑も彼を止めなかった。どんなふうに触られても気にしなかった。彼女は知っていた。厳密に言えば呉二虎はまだ子供で、遊び心が強いことを。どうせ自分の体は既に彼に与えたのだから、好きにさせておこうと思ったのだ!」

「それで、洞窟から寒山村までの二時間ほどの山道を、二人はとても楽しく、何の心配もなく過ごした。この山道は普段ほとんど人が通らず、車も通れないし、寒山村でもバイクを持っているのは呉徳財の家だけだったから、完全に二人きりの世界だった。」

「時々秀姑が疲れて休憩する時には、呉二虎が彼女を抱きしめ、二人でキスして遊んだ。そのため数時...