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2384話

「よし、問題ない。二虎兄弟が俺、楊軍を気に入ってくれるなら、俺の息子は今後お前の息子だ。嫁も、こうして決めよう。これからは二虎兄弟の真の仲間だ…」楊軍は呉二虎がそう言ってくれたことに、願ったりかなったりだった。彼は今、呉二虎という男が並の人物ではないことを本当に理解した。柳河市の市委書記と秀県の県委書記が直々に寒山村の彼の家を訪れるなんて、なんて名誉なことか。呉二虎という兄弟と繋がりを持てば、今後の商売でも少しは恩恵にあずかれるかもしれない。

「まあ、俺たちは同じくらいの歳だしな、元々兄弟みたいなもんだ。じゃあ行くか!」呉二虎は笑いながら言い、清香に手を振って、楊軍と一緒に家を後にした。

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