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2322話

呉二虎は急いで助手席のドアを開け、中に滑り込んだ。香りが鼻をくすぐり、それは周芬特有の香りだった。呉二虎はすぐに心が浮き立ち始めた。

周芬はドアを閉めるとアクセルを踏み、車は勢いよく走り出した。「ふふ、二虎、さっきそこに立ってぼーっとしてたけど、何考えてたの?」

「あなたのことですよ!芬姐、実は言っておきたいんだけど、この二日間全然出してないんだ、信じる?最後に出したのはあの日、あなたと一緒にいた時なんだよ...」呉二虎は悪戯っぽく笑った。

「本当?じゃあ、後でわたしに注いでくれる?」周芬は嬉しそうに笑いながら尋ねた。彼女は今や呉二虎のとりこになっていて、特に呉二虎が彼女の中で思うがまま...