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2043話

「父はもう七十を超えてるんだ、やっぱり両親の気持ちも考えないといけないよね?」

「うん……そうね、肖雄、あなたの言う通りよ。間違ってるのは私のほうだわ。もういいわ!もし私のことがどうしても我慢できないなら、離婚しましょう!」そう言うと、周芬は電話を切り、携帯を脇に投げ捨てた。そして呉二虎の動きに身を任せ、彼に思う存分耕させた。

呉二虎の激しい突きに耐えられなくなり、もはや肖雄との会話どころではなかった。

「二虎、あなた私を殺す気? だったらもっと速く……」呉二虎の猛烈な攻めに、周芬は今日初めての絶頂を迎え、美しい瞳は上を向いていた。

絶頂の余韻に浸っているとき、またポケベルが鳴り始めた。そんな...