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1978話

「それで、二人は十時過ぎまで買い物したけど、結局何も買わずに手ぶらでホテルに戻ったんだ」

部屋に入ると、誰もいなかった。呉二虎は張玲がきっと周芬と一緒にいるのだろうと思い、気にせず蘭花と先に寝ることにした。「蘭花姉さん、お風呂入って寝ようか」

「うん、二虎、あなたが欲しい...今日一日中考えてた」蘭花は色っぽく潤んだ瞳で呉二虎を見つめながら言った。

「蘭花姉さん、俺もだよ。さっきデパートで服を試着してる時、あの試着室であなたを抱きたくてたまらなかったんだ」呉二虎はそう言いながら、一気に蘭花を抱き寄せた。

蘭花が彼の唇を求めると、二人は熱烈にキスを交わし、急いでお互いの服を脱がせ合った。...