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1964話

「虎二、もういいじゃない!あの人と同じレベルで争うのはやめましょう。それで、まだ欲しいの?」蘭花は意味ありげに微笑んだ。

「もちろん欲しいさ、蘭花姉さん。さっき楊軍のヤツが女房とやってるのを見て、たまらなくなっちまった。正直、あいつの女房のアソコ、すごく綺麗だったぜ。うちの小玉みたいに小さくて若々しくてさ。お前が止めなきゃ、絶対に草むらに連れ込んでひと発ぶち込んでたところだ。せっかくだからな」虎二は悪戯っぽく笑った。

「虎二、蘭花姉さんのところに飽きたの?あんなに清香の新鮮な体が欲しいの?」蘭花は妬ましげに言った。虎二の女でありながら嫉妬する権利はないと分かっていても、さっき虎二が清香を見...