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1613話

「ママ、二虎兄さん、どうぞお掛けになって。ここは梅子のオフィスで、私のは隣なの。ちょっと用事があるから、終わったらまた来るわ。あ、それと、もし梅子に電話したかったら、あの電話から彼女の携帯に直接かけられるわよ」林欣は大きなデスクの上の電話機を指さして笑いながら言った。

「いいよ、欣ちゃん。梅子には何も言わないでくれ。俺たち三人で彼女にサプライズをプレゼントしようと思ってるんだ」呉二虎は笑いながら言った。

「うふふ、わかったわ、二虎兄さん、ママ。じゃあ私は仕事に戻るから、ごゆっくりどうぞ。あそこのミニ冷蔵庫に冷たい飲み物があるから、飲みたいものがあったら自由に取ってね」どうやら梅子のオフィス...