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1236話

「まあいいか!私のかわいい膏薬、乗れよ!ただし、今は前に座ってもらうぞ。後ろだと寝ちゃって落ちたら面倒だからな」と言いながら、呉二虎は片手で彼女を抱き上げ、前の席に座らせた。

「でも、こんな風に座ったら、運転の邪魔にならない?」と趙雪が尋ねた。

「大丈夫だよ、お前は小柄だから邪魔にならない。実は、こうするといいこともあるんだぜ。お前が恋しくなったら、そのまま後ろからズブッと入れられるだろ、楽チンじゃないか!」と呉二虎は悪戯っぽく笑った。

「くすくす、もう、イケナイ人。そんなことしたら運転に集中できなくなるでしょ?」と趙雪は甘えた声で笑った。

「安心しろ、俺は一心二用だって余裕だぜ。俺が...