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1078話

「おう、じゃあすぐに薬を取りに行くよ。二虎、ちょっと外に出てきてくれないか」張書記は硬い笑みを浮かべると部屋を出て行き、呉二虎はその後に続いた。

張莉は以前あれほど尊敬し崇拝していた父親を不思議そうに見つめ、複雑な気持ちでいっぱいだった。そのとき王玥が美しい瞳を開き、娘の張莉を見るなり、再び涙があふれ出した。

「お母さん、一体どうしたの？どうして出血してるの？お父さんと喧嘩でもしたの？お父さんがお母さんを傷つけたの？」張莉は心配そうに尋ねた。

娘にそう言われ、王玥はさらに涙が止まらなくなり、感情が高ぶったが、娘を心配させまいと、悲しみをこらえながら首を振って言った。「莉莉、これはお母さん...