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98話

「ふぅん、ふぅん」と姜婼琛が可愛らしい声を漏らす中、段栄安の器用な指使いによって、その繊細な秘所はすぐに二本の指を受け入れるほどに柔らかくなっていた。

そのとき、段栄安はもう我慢できなくなった。女の服を脱がせることもせず、ただ彼女の体を持ち上げ、既に濡れそぼった下着を横にずらし、先ほど相手に硬くされた肉棒を影后様のスカートに隠された両脚の間へと導いた。その先端は慣れた様子でオメガの最も秘められた部分に押し当てられた。

指で弄られた後のその場所は、今や水を含んだように潤っていて、下着によって少し形を変えた二枚の柔らかな唇が、まるで飢えた魚の口のように開いたり閉じたりを繰り返していた。

先端...