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86話

「もう大分回復したよ。」まだうつ伏せになっている段栄安は美人の体を愛撫しながら尋ねた。「影后様、肉棒の味はどうだった?気持ち良かった?」

問われた姜嫋琛の顔にはまだ紅潮が完全に引いておらず、潤んだ瞳はまだ少し蕩けたままだった。愛痕に覆われた雪のような両腕を彼の首に回し、「うん、すごく...すごく気持ち良かった...」

その声は力なく、どこか妖艶さを帯びていて、思わず人を誘惑するようだった。

たった今果てたばかりのAlphaをまた誘い、彼の逸物は彼女の中でもぞもぞと動いた。「もっとしたい?」

今度は影后様は首を振り、この悪い男の背中を軽く叩いた。「もう十分よ、十分。先に番組見ましょう」

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