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37話

向こうが電話を切った時、こっちはまだパンパンと音を立てていた。

姜婼琛は本当なら動きを止めて、林姐にどうすればいいか聞きたかったのだが、まだ収まらない情熱と体内で渦巻く欲望に、彼女は止まることができなかった。

それに、上に乗っている人も彼女を放してはくれない。

仕方なく、彼女は快楽を与えてくれるその人を抱き続け、飢えた秘所が中の逞しいものを貪欲に咥え込んでいた。

まずは自分の情熱を鎮め、その熱く逞しいものに満たされるべきだろう。

他のことは、体の欲求を解決してから考えればいい。

それに、こんなに大事になったことは、彼女が解決できる問題でもない。

林姐たちはきっと今、対策を考えているはずだ。

そ...