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34話

その太い肉棒が子宮から引き抜かれた時、姜婼琛はすでに段荣安の胸元に完全に崩れ落ちていた。心も体も先ほどの極上の快感に浸りきり、なかなか我に返ることができなかった。

雲が散り雨が止むように、ようやく少し回復した姜婼琛は体の熱が引いたのを感じたものの、筋肉の痛みと脱力感から、自分のAlphaの体から離れたくない、離れる気にもなれなかった。

むしろ、まだ柔らかくなった秘所は体内に収まったすでに疲れた肉棒を締め付けずにはいられず、彼女自身も両手で段荣安の腰と背中に回し、頭を相手の肩に乗せ、温かく安心できる腕の中に柔らかく身を委ねていた。

部屋全体が再び静寂に包まれた。

長い時間が過ぎ、ようやく...