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50話

その後、鳳千尋は鳳鳴宗の外門の雑役弟子となった。

もちろん、外門の弟子たちは若くして築基期に達した天才が雑役弟子になることを不思議に思っていた。

だが、慣れてしまえばそれまでだ。

とはいえ、彼女は普通の雑役弟子に過ぎないものの、普段なら弟子たちに対して横柄な態度を取る管事たちも、鳳千尋に対しては他の弟子と同じような扱いができなかった。

彼女の実力が多くの管事よりも強いことはさておき、彼女の才能を見れば、誰も手を出す勇気はなかった。

たとえ内門でどれほど問題を起こしたとしても、彼女の将来性は築基期が限界の小さな管事たちよりもはるかに優れているのだから。

そのため、管事たちは外門の管理者でありなが...