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97話

「こちらでは、宋竹卉が二人の警備員に歓迎され、警備室で返事を待っていました。

一方、母親が訪ねてきたことを知らない顔傾は、隋葉の膝の上に座り、柔らかな体を彼女に預けていました。紅い唇からは快楽の吐息が漏れ、体の中には熱く硬いものが挿入され、激しく出入りしていました。そのたびに彼女の体は跳ね上がり、快感に満ちていました。

二人が熱い時を過ごしている最中、突然、電話の着信音が鳴り響き、二人のリズムを容赦なく中断させました。

「電話よ」と隋葉は腰を動かしながら声をかけました。

この瞬間の喜びを中断されたくはなかったものの、責任感の強い顔傾は仕方なく快楽を一時停止せざるを得ませんでした。「あぁん...