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22話

「そうは言っても、この子は生まれるのが全然楽じゃなかったわ」

いわゆる仮陣痛というのは、人を苦しめるだけでなく、あんなに長く続くなんて。膨張感も痛みも酸っぱさも、ありとあらゆる感覚を味わわされる。

とにかく顧南自身がこんな目に遭ったら、絶対耐えられないと思う。あれだけ長い時間、周舒寧がどうやって耐え抜いたのか分からない。あの人は感覚のすべてに敏感なオメガなのに。

少なくともこの瞬間、いや、周舒寧が陣痛が始まってからずっと、顧南は彼女に尊敬の念を抱いている。特に、彼女が産んだのは二人の子どもだから、顧南の尊敬の念には深い感謝の気持ちも混ざっていた。

周舒寧が何を耐え忍んだのか、自分も疲れ...