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519話

「ティッシュを一枚取ってくれる?」林莎莎は手を招きながら頼んだ。

趙哲は洗面台から白いティッシュを二枚抜き取って渡した。林莎莎がそれで軽く拭いてゴミ箱に捨てるのを見ていると、彼女は立ち上がったが、パンティーをはかずに足首に引っ掛けたまま、誘うような妖艶な笑みを浮かべた。「趙哲くん、欲しいんでしょう?」

「欲しい、もちろん欲しいよ」趙哲は小鳥のようにこくこくと頷いた。

「じゃあ、自分で取ってごらん」くすくす笑いながら、林莎莎は両腕を組んで台の上に立ち、足首に引っ掛けられたセクシーな下着は強い魅力を放ち、趙哲の視線を釘付けにした。彼はそそくさと駆け寄った。

だが林莎莎が足首をくるり...