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410話

赵哲には足フェチの趣味はなかったものの、どんな男性の視線をも引きつける美しい脚を持つ女性なら、まあ、仕方なく受け入れるしかないだろう。

小さな足の指から始まり、ゆっくりと足の甲へ、そして足首へと続く。片手で握れるほどの細い脚には余分な肉は一切なく、さらに上へと伸びていく、男性を最も興奮させやすい部分。まるで人間の最も原始的な欲望の上に掛けられた薄いベールのようで、すぐにでも剥ぎ取りたくなるほどだ。

優美な体が微かに震え、孫婉溪はこの感覚をかなり楽しんでいるようで、自分の玉のような両脚がある怪しげな男にまさぐられていることも、自分のプライベートな部分が丸見えになっていることさえも忘れているか...