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386話

浴室のガラス扉に映る灯りに透かして見える妖艶な姿に、赵哲は思わず覗きたい衝動に駆られた。小さな妖精が着替えているのは間違いない。

だがやめておこう。あとで「あたし、気が変わった。行かない」なんて言われたら大損だ。

実際、影だけ見ていても十分に魅惑的だった。

ガラス窓に映るしなやかな姿が、微かに動き、上着を脱ぐ。胸の愛らしい膨らみが弾むように揺れ、その先端の二点まではっきりと見える。続いて、ホットパンツを脱ぐ姿は、まさに官能的で、赵哲の内に火を点けずにはいられなかった。

「ふふ、本当に小悪魔だな。いつか必ず味わってやる」赵哲は舌なめずりをしながら、目を離さずガラス扉を見つめた。白琳琳が去...