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370話

「へへ、俺は盲じゃないんだから、隠されてない部分は見えてるよ」趙哲は思わず笑みを浮かべた。白琳琳はすでに結婚経験のある女性なのに、まるで少女のような性格を持っていて、それが実に心を和ませる。「ほら、今日は陽も明るく、鳥のさえずりも聞こえる。何かしようか」

赤裸々な魔の手を伸ばしてくる趙哲の姿に、白琳琳は急いで毛布を巻き付け、一糸まとわぬ体を包み込むと、壁の隅に縮こまった。それでも、彼女の瞳に宿る僅かな渇望を隠し切れてはいなかった。

「あっ、優しく...優しく...」どんな男性の耳にも届けば魂を奪うような艶めかしい嬌声と共に、白琳琳は全身を震わせた。趙哲の腰に絡みついていた細く長い脚がぴくぴ...