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252話

「なかなかプロだな」趙哲は上下に手を動かしながら、滑らかな肌に触れつつ尋ねた。「ここは専門的なサービス以外にも、クスリとかの楽しみ方もあるって聞いたんだが、ちょっと持ってきてくれないか」

その決定的な言葉を聞いた瞬間、女の子の神経はピンと張り詰め、警戒した目つきで言った。「お二人とも何おっしゃってるんですか?ここは規則通りに営業している夜のお店ですよ。どうして薬物なんかあるわけないじゃないですか」

「へへ、そんなに緊張しなくていいよ。ちょっと聞いてみただけさ。最近手に入らなくてね、仕入れ先を探してたんだ。ここにないなら仕方ないな」趙哲は見事な演技を見せた。以前、軍隊にいた頃、麻薬関連の取締...