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183話

趙哲は黙って俯いたまま動かなかった。彼の体はすでに熱を帯び始めていた。許静美は男の火を煽る方法を心得ていたのだ。

許静美は安心怡と会話を続けながらも、その手の動きは一瞬も止めることなく、ついには趙哲のズボンの中に手を滑り込ませ、彼の肉茎を優しく撫でていた。

「チン!」エレベーターのドアが開き、趙哲は慌てて一歩踏み出した。しかし許静美の手はまだ引っ込める気配もなく、歩きながらも趙哲の硬くなったものを揉み続けていた。

後ろから続く安心怡は、許静美の行動に気づき、驚きの中に何か不快な感情が湧き上がるのを感じていた。結局のところ、目の前のこの男性とは、ただならぬ関係を持ったことがある。安心怡には...