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37話

「これはね、妹にとってはすごく辛いことだったの」

「妹って誰だよ、俺に言ってくれれば、強兄貴に頼んで片付けてもらうよ。今じゃ兄貴はこの町で一番の顔役なんだぜ」王玉も横から不満げに口を挟んだ。

「玉ちゃん、もうその話はやめましょう。過ぎたことだし、芳ちゃんが聞いたら悲しむわ」

「あぁん、あぁん」王芳はわざと大きな声で喘ぎ、少し痛がるような素振りを見せた。彼女はまだ十五歳だったが、兄にはとっくに開発されていて、兄の逞しい肉棒は少し苦しいほどだったが、その苦しさがまた彼女の体を震わせた。それは大叔母たちに見せるための演技だった。

「芳ちゃん、痛いなら無理しないで。降りなさい。おばさんが平くんの相手を...