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30話

「おばさん、じゃあ言うよ」

「言いなさい」楊艶は自分の上に乗っている王平の顔を軽く叩きながら言った。

「おばさん、さっきトイレの前で、僕のお母さんに言ってたの聞いちゃった。強兄さんがもうおばさんの中に入ったって」

「あはは、平ちゃん、あなた盗み聞きしてたのね。おばさんが教えてあげるわ。あなたの強兄さんはあなたみたいに純粋じゃないのよ。十三歳の時にはもう童貞じゃなくなって、おばさんの体を手に入れたわ」

「えっ?強兄さんが十三歳で?あの時まだ小さかったじゃないですか。中学一年生だったはずです。どうしてそんなことができたんですか?おばさんが強兄さんに与えたんでしょう?」

「違うわ。あなたの強兄さんが...