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110話

二人は揃ってベッドに向かい、王平の両側に付き添った。

夜の八時半になると、王平は目を覚ました。今回の眠りはとても気持ちよく、彼は楽しい夢も見ていた。義母と裸で眠る夢だった。

全紅は息子が目覚めたのを見ると、すぐにベッドサイドに置いてあった王芳が持ってきた「仙薬」を手に取り、自分がしっかりと密封していた蓋を開けて、息子に言った。「平ちゃん、早く飲みなさい。ほら、お母さんったら忘れるところだったわ。これはあなたと私たちが作った秘伝の薬よ」

王平はその時、母や妹と普段から作っている健康液のことを思い出し、その驚異的な効果を知っていた。そして、母の手から瓶を受け取り、一気に半分以上を飲み干した。彼が今...