俺のヒモ生活の思い出

408話

老人の言葉を聞いて、私は苦い笑みを浮かべた。

信じないわけがなかった。

この世界で私を殺したいと思っている人間がどれほどいるか、誰よりも私自身がよく分かっている。

そして、かつて私のせいで命を落とした人々は数え切れないほどだ。こんなことに何の疑いの余地があるというのか？

私のそんな様子を見て、老人は続けた。「浩然、実は最初お前の身の上については何も知らなかったんだ。だが、お前が並の人間ではないということはわかっていた」

少し間を置いて、彼は話を続けた。「私は旅の途中でお前たちと知り合った。当時、お前たちは除隊して国に戻ってきたところだった。そして我々は海賊の一団に遭遇してな。お前と董...