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406話

「小華、ありがとう」張天は微笑みながら言った。

小華は恥ずかしそうに微笑み返し、顔には幸せがあふれていた。

「お嬢ちゃん、兄さんと一杯どう？興味ある？」突然、小華の肩に手が置かれた。

小華はびくりとして振り向くと、そこには頭がつるつるの、髪の毛一本ない男がいた。耳にはピアスをつけ、むき出しの腕には鷹の入れ墨が彫られている。一目見ただけで、ろくな人間ではないとわかる。

小華は本能的に身を縮め、不安そうに言った。「す、すみません、お酒は飲めないんです」

「飲めないって、誰を騙してんだよ。今何してるんだ？酒飲んでるじゃないか。俺をからかうなよ」男は嫌らしい声で言った。

小華は首を振って言...