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137話

「だめ」

「ご主人様~ご主人様~」

冷凛が立ち上がると、井燃は道具を取りに行って叩かれると思い、すぐに言い方を変えた。

「ご主人様、もうやめます。服を着せてくれるんじゃないんですか?抱っこして」と手を差し出す。抱っこくらいなら断らないだろう。

「怪我が良くなってから遊んでやる。今は我慢しろ」冷凛は床に座っている一匹を抱き上げた。少し重くなったようだ。

デートといえば食べたり飲んだりするだけ。冷凛が送り迎えして一緒に食事をしてくれるなら、背中の傷も肛門栓も気にならない。午後は無事に過ごし、帰宅時に車庫に車を停めると、井燃が後ろを歩いていたとき、突然肛門栓が高い強さで振動し始めた。彼はゆっくりと...