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949話

「前回、ザンビアに行った時、ビジネスパートナーが現地の黒人女性を紹介してくれたんだ。黒い肌だけど、カサンナみたいな爆弾ボディーでさ、我慢できなくなって手を出しちまった」

あの薬を飲んだ状態だったから、黒人女性がどんな技を使っても、彼は十数秒しか持たなかった。その後ずっと萎えたままで、最終的に女は彼を見限って不機嫌なまま別れたという。

だが思いもよらず、この話が黒人女性によって広まってしまった。外国人たちは彼を嘲笑い、人前に出るのも恥ずかしくなるほど苦しんだ。同行した国内の大物経営者たちまでもがこの話を聞きつけ、真偽を確かめようとしてきたのだ。

幸い、王社長はその場で機転を利かせ、黒人が好...