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898話

李山成は微笑みながら言った。「君の陰毒はすでに胸元まで広がっている。より効果的に浄化するためには、近距離で、できれば肌に直接触れて陽気を伝える必要があるんだよ」

「はい」花新蕾は震える声で答えた。

李山成はたちまち心身が熱くなり、腰を引き締め、その下半身を花新蕾の真っ白な胸元に向かって振り下ろした。

ぱん。

二つの雪山の間に当たる。

そこは温かく、氷雪さえも溶かしてしまうほどだった。

「早く」花新蕾は驚きの声を上げた。

李山成はすぐさま熱いそれを二つの雪峰の間で上下に擦り始めた。

その速さはどんどん増し、まるで煙が出そうなほどだった。あまりにも素晴らしい感触で、二つの雪峰は雲の...