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791話

李山成は心の中で悪意を抱きながら考えていた。見られただけではなく、使われたことすらあるだろう。一体何人の男に使われたのか分からないのに、今さら自分の前で純情ぶっている。

しかし表面上は、李山成はとぼけたような顔をして尋ねた。「香姉さん、じゃあどうすればいいの？」

李若香はしばらく考えるような素振りを見せてから言った。「じゃあこうしましょう。見るのはダメだけど、お姉さんが触らせてあげる」

「でも見たいんだけど...」李山成は口を尖らせ、顔には不満げな表情を浮かべた。

しかし李若香はきっぱりと顔を引き締め、真面目な口調で言った。「見るのはダメ、触るだけよ」

李若香がどうしてなのか分からなかったが、...