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785話

孫雪梅は彼の肩に手を置き、そっと身体を擦り寄せながら、小さな声で囁き、息を荒げていた。

李山成はそこに横たわったまま、体がねっとりと絡みつくような感覚に包まれ、しびれるような快感が全身を駆け巡るのを感じていた。その感覚に興奮を覚え、すっかりその中に包まれてしまいたいとさえ思った。

「小江、怖がらないで。すぐ気持ちよくなるから」

孫雪梅は彼の耳元で息を荒げながら囁き、豊満な胸を軽く持ち上げると、手を伸ばして彼のものを握り、しっかりと立たせた。

「梅おばさん、優しくして……」

李山成は心の中ではこれから何が起こるのかわかっていたが、あえて無邪気で少し怯えたような素振りを見せた。

彼は孫雪梅が自分の...