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748話

李山成の心は異常なほど高ぶっていた。まさか自分が生きているうちに、こんな極上の味わいを体験できるとは思ってもみなかった。

李山成はより一層慎重になった。彼はまず腰をゆっくりと動かし、自分の小さな亀頭を入口でそっと擦り合わせた。亀頭全体がつややかに滑らかになったところで、ようやく精確に力を込め、頭の部分を挿入した。

「あっ……」

王志蘭の体が一瞬硬直し、両脚が震え始めた。口からは荒い息遣いが漏れ、その熱く汚れた吐息が李山成の顔に当たる。

頭の部分を入れただけで、李山成は王志蘭のそこの締め付けと温かさを感じた。同時に、彼の侵入を阻む明らかな障壁も感じ取った。

李山成は焦らず、腰を動かして...