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736話

「あっ……」許之燕は思わず声を漏らした。その瞬間、窓の影が頭を差し込んできた。

なんと王志蘭だった!

李山成は内心で笑いを堪えた。まさかこの娘が覗き見に夢中になるとは。そんな暇があるなら、俺に優しい言葉をかければ、お兄さんが直接体験させてあげるのに。

今こそお兄さんがしっかり教えてやろう。

李山成は許之燕の体にボディソープを揉み込みながら、後ろから腰を動かして出し入れしていた。

許之燕は両手で仕切り板を支え、体を弓なりにして、うっとりとした表情で喘いでいた。

この角度なら李山成はもっと深く入れることもできたが、自分の体に泡がついて後で説明に困るのを避けるため、わざと許之燕との距離を少し保ち、半...