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676話

宋茜は聴診器で少しの間聞いた後、李山の布団をめくり、手で軽く李山の太ももを触った。

宋茜の手が怪我の場所の検査を終え、李山に布団をかけようとした時、突然李山の体が大きく震えた。彼は気づいたのだ、宋茜の手が布団の中で、直接彼の下半身を握っていることに……

「李おじさん、この足、すごいですね……痛くないんですか?」宋茜は布団の中で李山のアレを握りながら、笑顔で李山に言った。

李山の心臓は喉元まで飛び出しそうだった。彼は宋茜がこんなに大胆だとは夢にも思わなかった。今、許晴もまだ部屋にいるというのに。しかも傍で見ているというのに。宋茜はよくもまあ自分のそこを触る勇気があるものだ。

李山は一方では...