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675話

そして、スープを飲みに行く。

こうして、一鍋の鶏スープを、許晴は何十回も飲むことになり、その度に李山とキスすることになった。最初のうち、李山はまだ大人しかった。しかし後になると、許晴が李山と口と口を合わせる時、李山は直接自分の舌を許晴の口の中に入れてきた。

許晴は李山にあそこをキスされたことはあっても、李山と口づけしたことはなかった。そして許晴は大人になってからは、自分の夫とだけキスしていたのだが……

許晴も今日の午後、自分が李山と何十回もキスすることになるとは思ってもいなかった。特に最後の方、李山の舌が自分の口の中に入り込み、自分の舌と絡み合った時、許晴は自分でも耐えられなくなっていた。頭の...