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668話

「うっ…うっ…」

それからおよそ3分後、李山が突然、許晴の頭を手で強く押さえつけた。下半身も必死に許晴のセクシーな口へ何度も突き入れた。

李山が終わると、全てが許晴の口の中に放たれていた。許晴は慌ててトイレに駆け込み、吐き出した後、何十回も口をゆすいだ。それでも激しく吐き気を催し続けた。さっきの李山の「あれ」が喉の奥まで入ってしまったからだ。

許晴が洗面を終えて病室に戻ると、李山はすでに眠りについていた。許晴も今日は本当に疲れていた。李山の隣のベッドに横になり、あれこれと考え事をしながら…

許晴の心は今、葛藤でいっぱいだった。一方では王輝を裏切るような行為をしてしまったという後ろめたさ。...