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566話

宋婉の反応があまりにも大きいことに、李山はやや意外を感じていた。

彼は仕方なく顔を背け、なだめるように言った。「掃除してるだけだよ、少し我慢して」

「大丈夫…」宋婉は目を細め、意識がぼんやりしているようで、喉から小さな吐息が漏れ、その言葉さえ最後まで言い切れなかった。

宋婉のそんな酔いしれたような様子を見て、李山はさらに興奮を覚え、中に入れている指もいっそう大胆になり、もっと奥へと進もうとした。

宋婉も瞬時に李山のもう一方の手をぎゅっと掴み、手のひらは汗でいっぱいになっていた。耐えがたい感覚に襲われているようだった。

李山の指が入り口で動くにつれて、宋婉の両足がもぞもぞと動き始めた。

だが李山...