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542話

怒りはあったものの、久しぶりにあの感覚を味わったせいか、李山の凄さと巧みさに、心の中では少し満足していた。

少し息を整えると、媛媛は慌てて床から起き上がった。

「宋、李おじさん、私そろそろ失礼します」

実は李山はもう少しあの豊満な球を堪能したかったが、言い訳も思いつかず、それに体もすでに満足を得ていた。

「ああ、足音を小さくしてくれ。蓉蓉は眠りが浅くてね、夜中に起きると寝付きにくいんだ」

「そういえば、今は体の具合はどうだ?また調子が悪くなったら、おじさんを頼っていいからな」李山は厚かましくも言った。

媛媛は上の空で返事をし、こっそりと徐蓉蓉との部屋へ戻った。

幸い、徐蓉蓉はずっと目を覚まさず...