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540話

けれど、そう考えると下半身がさらに辛くなって、何かが抑えきれずに漏れ出してしまいそうな感覚に襲われた。

どうしよう?媛媛は動揺し、心の中で言い表せない感覚に急かされるように慌てて立ち上がった。

「宋、李おじさん、本当に大丈夫だから、先に戻るね」媛媛は顔を赤らめ、何かを思い出したかのように付け加えた。

「蓉蓉には言わないから」

媛媛がドアの方へ向かうのを見て、李山は眉をひそめた。内心では不満が渦巻いていた。まさか今夜はこのまま我慢するしかないのか?

欲望に駆られ、李山は媛媛が残していった三角パンツに目をやった。どうしようもなければ、あれで火照った体を鎮めるしかないか、と考えていた。

ところが、ち...