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524話

「特に最近、趙雅がネットで彼とチャットする時、その欲求はますます強くなっていた。しかも趙雅はもうすぐ新学期が始まる。李山はもう我慢できなくなっていた。

趙雅のようなあばずれは、自分が手を出さなくても、きっと他の男に抱かれるだろう。それなら自分が得をした方がいい。どうせ徐蓉蓉は学校にいるから知るはずもない。

しかし李山がそんな考えを持ち始めた矢先、恥ずかしい出来事が起きてしまった。

その日の昼食時、趙雅は財布を持ってこなかったため、李山は自分のスマホを趙雅に渡し、連絡アプリで支払いをさせようとした。

ところが李山がスマホのロックを解除した時、あろうことか、趙雅と卑猥なやり取りをしていた連絡アプリ...