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390話

彼女の豊かな双丘は、きっと上下に揺れ波打ち、彼女の白く真っ直ぐな長い脚は、思わず力強く両側に開き、男の動きに応えていくことだろう。

そして彼女の繊細に彫り込まれた美しい顔には、きっと満足しながらも堪えられない苦悶の表情が浮かび、まるで狂気に陥りそうなほどに、無言で男にさらなる行為を求めているのだろう。

趙青玉は欲情に駆られ、指を下半身で素早く出し入れし、「くちゅくちゅ」という水音を立てていた。車の窓の風切り音が大きくなければ、運転手はとっくに聞こえていただろう。

趙青玉が途切れ途切れに送ってくる、文章にもなっていない言葉を見ながら、李山はまるでその場にいるかのように、彼女が情欲に突き動かされて...