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389話

李山は嬉しくてたまらないが、趙青玉を帰らせてしまったことを後悔していた。彼女がまだここにいれば、きっと……

李山は振り返って悪戯っぽい笑みを浮かべ、「じゃあ帰らなくていいよ。俺のところに来なよ。楽しませてあげるから」と言った。

「あなたが帰れって言ったじゃない。もう周寧にも連絡したし」

「バン！」

李山は額を思い切り平手打ちし、苦悩に満ちた表情を浮かべた。

さっき柳下惠を演じなければよかった！

たとえ若い夫婦の間に問題が起きることを心配していたとしても、ことを済ませてから趙青玉を帰らせればよかったのに！なぜそのときに思いつかなかったんだ！

だが彼はすぐに我に返り、ズボンに窮屈に押し...