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351話

「……」

「もしかして、宋闯の言うことを聞くのも、悪くないかも?」

迷いながら、桂草は立ち上がり、疲れ果てた体を引きずりながら、身に着けていた服をゆっくりと脱いでいった。

薄い上着の下、桂草は下着すら身につけていなかった!

昨日の下着はとうに破れ、たくさんの埃で汚れ、もう使い物にならなかった。一晩では、宋闯にも桂草に合う下着を買う余裕がなく、ただ外見から何も察知されないよう取り繕うしかなかった。

向かいの鏡に映る桂草の白い肌。その凹凸のある美しい雪のような体には、腕や二つの丘、そして鎖骨から肩にかけて、青あざや赤い痕、さらには手形やキスマークが数多く残っていた。

それらの痕跡は、昨夜何が起きた...